強調構文の練習問題の答え
強調構文の練習問題の答え
【練習問題 - 強調構文】の答えです。
1) La présence de la mort donne un sens à la vie.
逐語訳:「死の存在は人生に意味を与える」。
文の要素に分けると、「La présence de la mort」が主語(S)、「donne」が動詞(V)、「un sens」が直接目的(OD)、「la vie」が間接目的(OI)の第5文型です。
もとの文の主語を強調する場合は c'est ~ qui を使い、次のようになります。
C'est la présence de la mort qui donne un sens à la vie.
「人生に意味を与えるのは、死の存在だ」または
「死の存在こそが、人生に意味を与えるのだ」となります。
これはモーリス・ジュヌヴォワ(Maurice Genevoix)という人の言葉です。
2) L'on peut trouver la plus grande solitude dans les villes les plus peuplées.
逐語訳:「人は、(非常に)人口の多い都市では、最も大きな孤独に出会うことがある」。
「peut」は「~できる」なので、出会うことが「できる」と訳すこともできますが、「~しうる」「~ありうる」と、可能性の意味に取ることもできます(英語の may と同様)。
「trouver」は「見つける」ですが、「出会う」と訳してもよいでしょう。「les villes les plus peuplées」は最上級なので「最も人口の多い都市」ですが、複数形になっているので、「世界(またはヨーロッパ)屈指の大都市」という感じです。とりあえず「非常に人口の多い都市」としてもよいでしょうし、単に「大都市」でもいいでしょう。
文の要素に分けると、「L'on」が主語(S)、「peut trouver」が動詞(V)、「la plus grande solitude」が直接目的(OD)、「dans les villes les plus peuplées」は状況補語です。
状況補語、つまりもとの文の主語以外の要素を強調する場合は c'est ~ que を使い、次のようになります。
C'est dans les villes les plus peuplées que l'on peut trouver la plus grande solitude.
「人が最も大きな孤独に出会うことがあるのは、大都市においてである」または、
「大都市においてこそ、人は最も大きな孤独に出会うことがある」となります。
これは、17世紀の劇作家ラシーヌの言葉です。
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